tsudanatsuki.com
明日の社会と自分をちょっとだけ良くするブログ
JICA海外協力隊

2022年JICAカレンダー表紙に採用されました!〜ルワンダの教育事情と表紙写真の裏側〜

イギリスから、こんにちは。津田ナツキ(@natsukitsuda_)です。
この度、2022年JICAカレンダー表紙として、私の活動先のルワンダのろう学校の生徒の写真を採用していただきました!

2022年JICAカレンダーのテーマは「挑戦!」

生徒の挑戦する姿を採用していただき、とても嬉しく思います。

▲2022年JICAカレンダー

津田ナツキ
津田ナツキ
採用していただきありがとうございます!

 

 

今回は表紙写真のエピソードとルワンダの教育事情について少しだけ、書いていきたいと思います。

 

ルワンダの教育事情について

ルワンダの子どもたちは、学校に入っても家庭環境や貧困などが原因で学費や教材費が払えずドロップアウトしてしまったり、年単位で休んで復学してを繰り返すケースも多いです。特に27年前のジェノサイドの時期は、国全体が崩壊した状況の中、学習の機会を失い、大きくなってから学校に入り直す、生徒もいます。

ですので、私の住んでいたエリアは学年で年齢がばらばら。

日本のように学年=年齢ということは当たり前ではありません。

 

▼こんなエピソードも・・・

男子生徒が学校を追い出された理由は?~ルワンダの物乞い・ストリートチルドレンの現状~ムワラムツェ!(おはようございます) アフリカのルワンダで青年海外協力隊として活動している、津田ナツキ(@natsukitsuda_)...

 

表紙写真のエピソード

 

私はJICA海外協力隊として、聴覚障害を持つ子どもたちが生活しながら学ぶろう学校で教師として活動していました。

この写真は職業訓練で、生徒が作ったエプロンが初めて校内のお土産ショップで売れた記念に撮ったもの

 

 

この生徒は聴覚に障害があるゆえに、大人になるまで言語や手話を学ぶことができず、誰ともコミュニケーションを取れず地域で孤立していました。ようやく活動先の学校で学べるようになり、初めてのアルファベット、数字、ミシン、そして初めての手話など沢山のことに挑戦し続け、学校で学ぶことを楽しんでいます。

新入生は刑務所上がり?~ルワンダの社会制度?~ムラーホ!(こんにちは) JICA海外協力隊としてアフリカのルワンダでろう学校の先生をしている、津田ナツキ(@natsukitsuda...

 

職業訓練では、ミシンの使い方を一から覚え、何度も失敗を繰り返し、やっとのことでエプロンを完成させました。この写真は、初めてエプロンがお客様に売れたときの生徒の喜ぶ姿です、私にとっても忘れられない瞬間です。

 

学びに障害も年齢も関係ない、また学ぶ姿勢の逞しさと挑戦することの素晴らしさを、現地で生徒から学ばせてもらいました。

 

この時、教育の重要性を強く感じ、これまで携わってきたソーシャルワークのアプローチだけでなく、さらに教育的アプローチやシステム構築や現状を学びたいと思い、今に至ります。ですので、生徒たちのおかげでここイギリスにいるわけです。

誰も置き去りにすることのない、教育システムの構築に貢献できたらいいと思っています。

 

津田ナツキ
津田ナツキ
JICA関係者の皆さま、カレンダーを見つけた際は是非ご覧くださいね!

 

 

 

 

 

 

ここまでお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

ABOUT ME
津田ナツキ
世界の貧困をこの目で確かめる、ことを目的に青年海外協力隊としてルワンダで草の根活動中。ろう学校で教師として英語、情操教育を指導しながら、校内カフェレストランの立ち上げ、障がいに優しい街づくりを実践中。