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青年海外協力隊

アフリカの学校ってどんな感じ?〜青年海外協力隊学校隊員の活動紹介〜

ムラーホ!(こんにちは)

青年海外協力隊2018年度第3次隊ルワンダ派遣の津田ナツキです!(@ntktd3713)です!

任地ムサンゼについてから、約3週間が経ちました。配属先での生活や、任地の村での生活もだいぶ慣れてきました。

 

 

青年海外協力隊としての私の職種は、「障害児・者支援」

貧困世帯の耳の聞こえない子どもたちの学校が活動先となっています。

今回は、青年海外協力隊(JICA海外協力隊)の学校隊員としての自分の生活や活動についてご紹介します。

学校の様子

 

 

わたしの1日の流れ

6:30   起床、身支度

7:30   1時間目〜3時間目 授業

9:30   休み時間 子どもたちとサッカー、バレーなどの遊び

10:00  4時間目〜6時間目 授業

12:00  給食の準備

12:15  給食、休憩(子どもたちと遊び)

14:00  アート、職業訓練(クラフト作り、ミシン、ニット編み等)

15:30  休み時間 子どもたちとサッカー、バレーなどの遊び

16:00  再開

17:00  清掃、テレビの時間

18:00  帰宅、自炊、洗濯

 

 

 

授業の時間と科目

赴任当初は、授業の見学をしたり、先生のアシスタントをしたり、空きコマで簡単な授業を教えていたりしていたのですが、今週からは早速1日3コマ英語の授業を教えています。(本当は音楽の先生なのですが涙)

授業の様子

配属先の学校の授業は1コマ40分

学校の授業科目は、キニアルワンダ語(現地語)、英語、算数、リップラーニング(読唇術)、社会科学習、体育、宗教です。

一般の日本の小学部・中学部に当たるプライマリー、セカンダリースクールはこれに、フランス語、理科、技術等が入るそうです。

公用語がキニアルワンダ語、英語、フランス語、スワヒリ語4つもあるルワンダ。生徒たちも言語の取得が難しそうに伺えます。

 

授業の様子

 

 

年齢と学年は合致しない?

配属先の学校では4歳から30歳までの生徒がいます。その中でレベル1から3までのクラスがあり、年齢に関係なく学力でクラスが決まります。全過程を修了できたら、生徒たちはやっと一般のプライマリースクールに通うことができます。

 

ですので、年齢が高くてもレベルの高いのクラスではない生徒逆に年齢が低くても高いクラスにいる生徒もいます。そこで、レベル別に授業案を考えて、授業を進めていきます。

これは、一般的な学校でも共通していて、プライマリースクール、セカンダリースクールでも、日本のように年齢ごとに学年が分けられているのですが、授業についていけない、家庭の仕事が忙しくて学校に行けない等の理由から、学年と年齢は合致していないことがあるそうです。

 

 

 

授業の工夫

 

耳の聞こえない生徒たちへの授業は、目に入る情報や学びが大切になるために、どうしても板書やノートに書き写す作業が多くなってしまいます。

授業を見学していると、明らかに理解できていない上に、黒板の文字をそのままノートに書き写す生徒も。

 

そこで、板書の時間やノートに書き写す時間を削減し、効率よく知識として吸収してもらうために、毎回小テストや視覚教材を作っています。

イラスト入り単語カードを使って、板書の時間を減らしています。

手書きの小テスト

毎回大変ではありますが、生徒たちの反応もよいので今後も続けていきたいと思っています。

 

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英語の先生になりました。 7人の侍と言われたわたしが、なぜか英語を教えることに、、訓練所の皆さん笑わないで。 毎日3コマ担当です。 視覚教材がなかなか少ないので、自分で作ってみました。 色鉛筆の塗り方が珍しいのかな?子どもたちからずっと見つめられて、最後には色塗りを手伝ってくれました。何色にしようかな、塗り方は、この単語って、、という感じで英語の勉強にもなったみたい。 耳が聞こえないことに加えて、なかなか社会に触れられない分、色んな社会を知ってもらうために色々と工夫しなくちゃ。 明日の英語の授業が楽しみ🥰 #rwanda #jocv #青年海外協力隊 #deaf

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授業以外の学校での生活

学校の給食って?

給食は、豆・芋・米・メイズ・キャベツ・・・ルワンダの代表的な食べ物がほとんどです。

 

味付けはあっさりしていますが美味しく自分も、毎日の給食が楽しみになっています。(津田、アフリカ舌になってきた?)

給食は給食のおじちゃんが毎日作ってくれます。毎日出るゆで卵は、アメリカのNGOから寄付として提供されています。

配属先の学校は全寮制のため、生徒たちは3食学校で食べることができます。

毎食、美味しい、美味しいと言って給食をパクパク食べる子どもたちの姿が可愛くてたまりません。

給食を食べる生徒たち

 

 

休み時間も大切な時間

休み時間は手話で「遊び」と表現します。子どもたちはゆっくり休むことなく、外でサッカーをしたり、バレーをしたりして全力で遊びます。

ブランコで遊ぶ生徒たち

 

たまに、生徒たちが休み時間にじ〜っとして過ごすと、先生から走ってきなさいと言われてしぶしぶ走らされる生徒も。

なかなか学校外に出ることのない生徒は、この休み時間も貴重な運動の時間なのかもしれません。

 

 

 

午後の時間は将来のための職業訓練

午後の時間は職業訓練の時間としてアート、クラフト作り、ミシン、ニット編みに分かれて活動をします。アートやクラフト作りの班は、学校に併設するクラフトショップで販売したり、ミシンやニット編み班は自分たちの着る制服を作ります。よって、午後の時間は手に職を身につけるための時間となります。

制服やニットも自分たちで作る生徒たち

 

子どもたちは楽しみながら午後の時間を過ごしています。

ミシンでは、コースターを作ってみたり、ミサンガを作ってみたりと自らの案を出して試行錯誤しています。

 


今後は学校内にカフェレストランを立ち上げて、接客・サービス提供、カフェメニュー作りを身につけていく予定です。

 

 

 

金曜の午後は洗濯の日

一週間溜まった洗濯物、来ている制服は金曜日の午後にみんなで手洗いします。

生徒たちは丁寧に服を洗います。

 

 

ルワンダは手洗いの文化があります。もちろん、私も毎度手洗い。

大変ではありますが、よく汚れも落ちるし、水や洗濯機のありがたみが分かります。

 

 

ドタバタな毎日の中で見えるもの

このように1週間ドタバタな毎日。

授業中にお漏らしする子もいれば、サッカーボールで窓を割っちゃう子もいて、毎日いろんな事件が起こります・・・ハラハラするし、日本とルワンダとの教育の違いにびっくりすることもあります。学校としての課題も見えてきました。そして、アフリカの教育としての課題も。

 

授業をして、休み時間には全力でサッカー。夕方までずっと学校にいるこの生活は、苦ではありません。可愛らしい子どもたちと過ごす時間はとても幸せです。

教師として教えることもあれば、逆に教えてもらうことも多くあります。

 

まだまだ自分は、この学校、地域のことを知ることしかできてません。これからの活動の中で子どもたちに何かを残すこと、学校の中を変えていくことができればと思っています。

 

 

 

 

 

 

日本から応援してくれる人がメッセージが

 

実習の時にお世話になった先生が温かいメッセージを下さいました。

現実はなかなか難しいでしょう。

でも、きっとナツキ先生なら糸口を見つけられるはずです。

それは、子どもたちの笑顔の中にあるんじゃないかと思います。

 

派遣されてまだ1ヶ月未満。

やるべきことや課題は山ほどあります。

一つ一つ、丁寧に生活をこなしながら、子どもたちとの時間の中で糸口を見つけていきたいと思います。

 

 

 

ここまでお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

ABOUT ME
津田ナツキ
世界の貧困をこの目で確かめる、ことを目的に青年海外協力隊としてルワンダで草の根活動中。ろう学校で教師として英語、情操教育を指導しながら、校内カフェレストランの立ち上げ、障がいに優しい街づくりを実践中。