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ドタバタ先生日記

かわいい新入生が入りました! 〜耳の聞こえない子どもの幼児期の支援〜

ムラーホ!(こんにちは)

青年海外協力隊2018年度第3次隊ルワンダ派遣の津田ナツキです!(@ntktd3713)です!

ルワンダはもうそろそろ、雨季を迎えます。ダニや羽虫が今から怖くてたまりません・・・

 

青年海外協力隊として活動している学校に、新入生が入りました。

まさかの4歳!学校の中で最年少の男の子です。

 

 

 

学校に来た当初は、慣れない環境とお母さんと離れるのが寂しいせいか、ずっと泣きじゃくっていたこの子。

 

今では共同生活や学校にも慣れて、楽しい様子です。

 

 

コミュニケーションを取ったことのない過去

この子は耳が聞こえないため、今まで誰ともコミュニケーションを取ったことがありません。もちろん母親とも、家族とも。

自分の意思を伝えられないし、伝えるということができないこの子と、

子どもの言葉や気持ちを理解できないご両親を含めたご家族も辛かったかと思います。

 

配属先の学校では、家族とコミュニケーションが取れない子も多いようです。

 

初めて鉛筆を握りました。

 

共同生活の中で身につける生きる術

配属先の学校では、全寮制になっていて4歳から30歳までの生徒が共同生活をしています。

食事の支度や掃除、洗濯はもちろん自分でします。

共同生活の中で、生きていく術を身につけ、さらに仲間との中で手話を身につけていきます。

 

自分でできない年少組の生徒たちは、たくさんのお兄さんお姉さんが親のように手伝います。

泣いていたら、お兄さんの膝の上で落ち着く。

 

 

初めての手話

学校に来て一週間。

初めは挨拶も、トイレに行きたいという意思表示も、トントンと肩を叩いて反応することもできなかったこの子。

 

 

なんと・・・!親指を立てて(良い)という意味の手話ができるようになりました。やった〜!

 

 

 

きっとここで、たくさんのお兄さんお姉さんたちと暮らしながら、育ててもらいながら、これから人とコミュニケーションを取ることの喜びを得るんだろうなぁ。

 

これからの成長がとても楽しみです。

それと、手話がどれだけできるようになるかも、楽しみなところです。

私も負けじとルワンダ手話の勉強に励みます!

 

 

 

耳の聞こえない子どもと親の支援

耳が聞こえない子どもは、幼児教育がとても重要になります。

また、親が手話を覚えることや、聴覚障害について理解することはコニュニケーションの一歩となるために大切ではあります。

しかし、子どもが多く、教育制度が日本ほど整っていないアフリカの環境では難しいかもしれません。

 

今後の活動の中では、親への手話講座等、子どもだけでなく親への支援、地域を巻き込んだ支援も検討していく必要があると考えています。

 

 

みんなが手話ができる社会?

最近思うことは

みんなが手話をできるようになれば良いのになぁ・・・

ということ。

私は社会人になってから日本手話を勉強しました。手話でコミュニケーションを取れるようになってからうるさいところや、人が多く集まったところ、離れたところでも簡単にコミュニケーションできるし、表情感情が豊かになる気がします。何より、ろう者の友だちが増えたことはとても嬉しかったです。

 

日本は各地で手話言語法といった条例として、「手話も英語や日本語と同じ言語の一つ」という考え方が徐々に普及しています。

ルワンダでも、ろうの協会(耳か聞こえない方の団体)があるので、何十年か後は何か変わっているのかも?

 

 

学校や活動でのアドバイス、助言等もお待ちしています。

ここまでお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

ABOUT ME
津田ナツキ
世界の貧困をこの目で確かめる、ことを目的に青年海外協力隊としてルワンダで草の根活動中。ろう学校で教師として英語、情操教育を指導しながら、校内カフェレストランの立ち上げ、障がいに優しい街づくりを実践中。